行政書士試験の勉強方法 〜独学or予備校・通信講座? 予備校・通信講座が向いている人
合格率平均1ケタ台という数字を見ると難関試験のように見えますが、
法律系の資格の中では、それほど難しい試験ではありません。
ただ、法令科目数は多いですし、特に行政法関連は細かい知識まで求められます。
何かしら法律系の勉強をしたことがある人でしたら独学でも十分合格可能ですが、
今まで全く法律を勉強したことのない人の場合
全体像を把握し、法律的な考え方を身に付けるまでが大変ですから、
時間を有効に使うためにも予備校や通信講座を利用した方が賢明です。
行政書士試験の講座は、初めはざっくりと全体を見渡し、法律になじむための入門編、
その次に実際に試験で出る内容と同じレベルの知識を習得するための基礎編
さらに仕上げのための応用編、予想問題演習や模擬試験というように、
段階的に無理なくステップアップできるようなカリキュラムが組まれています。
通学が難しく細切れの時間を有効に使いたい場合には通信講座で、
自発的に勉強しにくいタイプの方は通学可能な予備校を選択するとよいでしょう。
予備校には、自習室やレンタル可能なロッカー等が用意されているので、
本の持ち運びに煩わされず、勉強しやすい環境で自習することも可能です。
通信講座の内容はテキスト+音声教材又はDVD等の映像教材が含まれているのが通常です。、
さらに高い講座の場合には、有名講師の添削付であったり、複数回の模擬試験付、
メルマガやメールでのフォローがついている場合もあります。
通信講座の料金は3万円台〜20万円台までと幅広いですが、
初学者が独学でテキストを一通り揃える場合には2〜3万円はかかりますので、
時間対費用を考えれば、通信講座がとくに高額というわけではありません。
社会人の場合には、給付制度を利用することも可能です。
また、予備校を利用している場合には、勉強仲間ができますし、
合格後の祝賀会で先生や先輩方と交流もでき、情報交換も容易になるというメリットがあります。
→
行政書士試験の予備校・通信講座の比較
2013年度行政書士合格者祝賀会の様子 LEC 新宿エルタワー本校